ネット通販大手 アマゾン１兆円突破
ＴＢＳラジオ「森本毅郎・スタンバイ」６月２８日放送
朝刊読みくらべ
今日は、新聞にネット通販の記事が目立ちます。
まず、日本経済新聞。
日本経済新聞がまとめた小売業の調査によると、
ネット通販の最大手アマゾンジャパンの売上高がはじめて１兆円を突破。
これで、小売業の第６位に浮上しまして、
このまま２ケタ成長が続くと、
１７年度は売上高で大手百貨店の三越伊勢丹ホールディングスを抜く見通しです。
小売業の市場が２年連続で縮小するなか、
ネット通販が店舗型の小売業のシェアを奪うという構図が明確になってきました。
読売新聞一面。
グーグル。ここは利用者が商品を検索すると、自社の商品比較サイト「グーグルショッピング」を競合サイトよりも目立つ位置にするということをやっていて、欧州委員会から独占禁止法に違反したとして、およそ３千億円の制裁金を課したと発表しました。
これだとグーグルのサイトが認識されやすくなって、閲覧者が飛躍的に増加したんだそうです。
これは、他社に不利な締め出しに当たると批判されています。
一方グーグルは納得していません。
ヤフーです。
ヤフーショッピングが、出店者が広告料を多く払う商品を検索結果のおすすめ順の上位に来るように優遇しているというんですが、これを広告と表示していないので、利用者はどの商品が広告料によって上位に来ているのかが見分けにくい。
これは、消費者の判断を鈍らせるもので問題だと専門家が指摘しています。
広告料やお金によって順位を動かすことはない、と楽天もアマゾンも言っています。
