「自衛隊としてもお願いしたい」稲田防衛大臣の発言に対する各紙反応
ＴＢＳラジオ「森本毅郎・スタンバイ」６月２９日放送
朝刊読みくらべ
これについて今日の新聞は社説で取り上げてまして、
自覚の乏しさにあきれる
という見出しです。
撤回すれば済むという話ではあるまい
と言っています。
耳を疑う発言
いずれも厳しいですね。
毎日新聞は、
自衛隊法６１条で政治的行為を制限している
稲田さんは、法律を扱う弁護士でもあるのに、
こうした自衛隊を統括する閣僚として、
法律の規範を理解しているんだろうか。
と疑問を呈しています。
東京新聞も、
弁護士出身である稲田さんが、
そんな基本的な知識を欠いたまま自衛隊を率いていたとしたら、
驚きを超えて危うさすら感じる。
と言っていまして、やっぱりわかんなかったんじゃないか、
という見方なんです。
３紙ともに、指摘しているのが、
何でそういう稲田さんを安倍さんはかばうのか、
ということなんです。
政権中枢はなぜ稲田氏をかばうのか
首相に関係が近いからか
稲田さん辞任がほかの閣僚の進退にも波及して
政権の体力を奪うと恐れているからなのか
と、こう言ってるんですね。
朝日新聞は手厳しくてですね、
首相は稲田さんを直ちに罷免すべきだ
これが任命権者の責任の取り方だ
と言って、
やはりこれは相当厳しい批判にさらされてると見なければいけないですね。
こういう批判が新聞紙上で社説で取り上げられている中で、
今日は読売新聞と産経新聞は
社説では取り上げていません。
これまた非常にはっきりとした態度表明かなと私には見えますね。
