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トランプジュニア クリントンのゴシップを報道しようとロシア人弁護士と面会 朝刊読みくらべ

TBSラジオ森本毅郎・スタンバイ」7月13日放送

朝刊読みくらべ

 

読売新聞です。

トランプ大統領の長男のドナルド・トランプ・ジュニアが大統領選中の去年9月、

対立する民主党候補ヒラリー・クリントンさんに関するスキャンダルの提供を持ちかけられて、ロシア人弁護士と面会したことを認めました。

これはどういうことかというと、

「ヒラリーを有罪にできる情報がある、極秘のもので、ロシア政府のトランプ支援の一環だ」、

という仲介者のメールで、

「言う通りなら素晴らしい」

という生々しいやり取りを公開したというんです。

なんでわざわざ疑惑を深めるようなメールを公開したのかなと疑問に思ってましたら、

毎日新聞が書いています。

内部告発サイトのウィキリークスの創設者のアサンジ容疑者が、

自分が公表を勧めたことを明らかにしたというんです。

どういうことかというと、

メールをめぐっては、ニューヨークタイムズがコピーをすでに入手していた。

そして、内容を報道することをジュニア氏に通告していたそうです。

アサンジ氏は、ツイッターでジュニア氏に接触して、

敵がメールを持っているなら、

都合よく切り取られたり、

小出しにされたりするのを防ぐために、

自分から公表した方がいいと説得した。

こういうんです。

トランプさんは、声明でこのジュニア氏の情報公開度の高さを称賛したんですが、

メールが今後疑惑捜査で重大な証拠になる可能性もあるということで、

結果的に、何も内容はなかったと釈明はしてるんですが、ちょっと不利になる。

ということは、

アサンジ氏は助言したって言ってるけど、

助言してるようなふりして、

情報を公開させちゃった、

利用しちゃった。

というふうにも読めるんですけど、

どっちが本当なのかな。