内閣支持率26%の危険水域に 朝刊読みくらべ
7月24日放送「森本毅郎デイ・キャッチ」
毎日新聞と日本経済新聞が、内閣支持率調査の結果を出しました。
毎日新聞の方は衝撃的な数字でですね、
支持率26%、
これ、10ポイントも減ってしまいました。
それから不支持率は12ポイント増えて56%です。
日本経済新聞の方は、
支持率39%でちょっと高めなんですけど、
それでも前回調査から10ポイント下がった。
不支持率も10ポイント上がってしまいました。
過去最高の52%になってしまったということなんです。
毎日新聞に戻りますと、
安倍さんが来年任期満了で総裁どうなるかということなんですが、
自民党の総裁任期、
「代わった方がいい」という回答が62%に達して、
「3期目も続けた方がいい」という方は23%しかいないということで、
やっぱりこれは、安倍さんに対する信任がずっと落ちてしまってるんですね。
内閣支持率が20%台に落ち込んだ内閣が勢いを取り戻すのは非常に難しいということは、過去のデータが示していると毎日新聞は書いてるんですが、
危険水域に入ったということで、政権内には衝撃が広がっているというんですが、
今回安倍総理は内閣改造で、麻生さんとか菅さんを留任させたいという考え方なんだけど、今回の調査でこの方針を「評価しない」という方が52%で、やっぱり交代させないというのは、あまり評判がよくないですね。
不支持の人たちからすると、これがもっと高くなるということで、72%に達してしまう。
だから、あの辺も手を付けた方がいいんじゃないか、かえって浮揚しないんじゃないかという心配もありますね。