内閣改造でポスト安倍と言われる人はどう扱われたのか 朝刊読みくらべ
8月4日放送 「森本毅郎・スタンバイ」
今日の朝日新聞が書いてるんですが、
3社3様
ということで、
まず岸田さん、
ポスト安倍の有力候補3人の中で岸田さんは希望通り党3役に起用して、
親安倍路線に乗せた。
というんですね。
若手からは、完全に安倍列車に乗ったんだと、
岸田首相の実現には禅譲以外の選択肢が取りづらい。
こういうふうに不安が漏れるほどだと。
それから野田さん、
この人は、閣僚にはなりましたが、
次の総裁選には「必ず出る」と明言しています。
ただし、閣僚復帰で有力候補にはなったけど、
非安倍としての立ち位置は中途半端になった。
と書いています。
対照的なのが、石破さんです。
首相は、3日の会見で石破さんを起用しなかった理由を聞かれたが、答えもしなかった。
石田派の幹部は、「完全な石破つぶしだ」と反発しているというんですが、
毎日新聞には、別の見方が出ていまして、
石破さんは、総裁選まで首相と距離を置いて、政権批判の受け皿となる戦略を描いているということで、仮に首相から入閣を打診された場合、どう対処するか頭を悩ませていたというんですね。
もし断ると、自民党の危機の時に協力しないなんてひどいと言われがちだ。
だから、どうしよう。と考えてたんで、石破抜きの改造人事が決まって、
石破さんは「ホッとした」と言っているそうです。
むしろ朝日新聞に戻れば、ポスト安倍として存在感を高める可能性も逆に出てきてしまった。ほかの二人が中途半端になった分だけ石破さんの立ち位置がはっきりしてきたという見方もあって、3者3様。
どうみなさんは受け止めるでしょうか。