内閣改造後の支持率各紙で上昇。なぜ? 朝刊読みくらべ
8月7日放送 「森本毅郎・スタンバイ」
内閣支持率が各紙出ました。
朝日新聞に出てるんですが、35%です。
前回33%でしたから、プラス2ポイント。
不支持率は、45%、こちらは前回47%ですから、2ポイント下がりました。
2ポイントずつ変わったんですけど、横ばいという結果なんですね。
今回の調査を見ますと、無党派層の内閣支持率は15%、不支持率59%です。
ですから朝日新聞は、相変わらず厳しいんですが、各紙週末から調査をしてまして、
やっぱり支持率が上がった方からいくと、毎日新聞が9ポイント増えました。
もともと前回が20%台でしたから、上がったことは上がったんですけど、
それでも加計学園の獣医学部新設の計画をめぐって、首相が国会で1月20日に計画を知ったと言ったことについて、「信用できない」が71%に上りました。
ですからやはり、不支持率がなお上回っていて、人事で安倍首相の求心力が高まったとは言えないと毎日新聞は書いています。
こういう形になってるんですが、不思議な動きをしているのが、TBSの支持率調査で、
今回は40%を初めて割り込んで、39.7%に下がってしまいました。
各紙一斉に上がってるんですが、TBSだけ下がっている。
不思議な動きですね。
各紙が上がっているというのは一体なぜか。
いろいろ分析してみると、やっぱり頭を深々と下げて、安倍さんが謝ったじゃないですか。
ああいうのが効いちゃうんですね。
日本人というのはやっぱり感覚的というか情感的というか、ああいうので意外に許しちゃうところがあるんでしょうかね。