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政権交代を目指す。前原元外務大臣が民進党の代表選に出馬を表明

8月3日放送  「荒川強啓デイ・キャッチ!」(TBSラジオ)

 

民進党前原誠司外務大臣が、蓮舫代表の後任を決める代表選に立候補する考えを表明しました。

前原氏は「政権交代を目指せる野党を作らなければいけない。不退転の気持ちで臨ませていただきたい。」と述べました。

代表選にはこの他、枝野幸男官房長官が立候補の意向を表明しているほか、玉木雄一郎幹事長代理が出馬を模索しています。

 

前原氏は、立候補する理由について、安倍内閣の支持率急落をあげて、わが党の支持率も下がり不満の行き場がない、民主主義・日本の危機との思い出決意をしたと表明しています。

 

前原氏は、1993年に日本新党から衆議院に初当選し、現在8期目、2005年から2006年に旧民主党の代表を務め、政権時代には国土交通大臣外務大臣などを歴任しました。

前原氏には、自身が率いるグループのほか、大畑明宏元経済産業大臣のグループなどが支援する方針で、保守系議員らを中心に支持拡大を狙っています。

一方、枝野氏もリベラル系議員らで構成する赤松敬浩元農林水産大臣のグループが支援する方針を固めていて、党内のリベラル派と保守派が激突する構図となっています。

 

 

荒川強啓民進党は、昨日の両院議員総会で代表選の日程を、8月21日告示、9月1日投開票と決めましたが、総会では、代表選をやっている場合ではないとして、前倒しを求める声が続出しました。

さらに蓮舫氏の突然の辞任表明に対して、民進党代表の座が軽く見られているとの不満も出ていたということで、五郎さん、民進党の代表選はどう見ておられますか。

 

山田五郎:なんだかなあという感じで、もう分裂する可能性が大いにあるわけですよね。

離脱・新党結成とか。

党の代表の選挙やってるよりも、もうはっきりさせたほうがいいような気がしますけどね。

安倍総理解散総選挙を先延ばしにする考えだというのなら、今のうちに新しい党を作るなら作るで、やっとかないとと思いますけどね。

 

荒川:急いでおかないといけないのは民進党の方ですね。

 

山田:民進党の方だと思います。

出直しなら出直しで、一回解党して、もう一回やり直すぐらいの感じでやった方がいいと思いますね。

代表だけ変えたって同じですよ。

 

荒川:それと小池さんが、その動きはないとはおっしゃってはいるものの、やはり都民ファーストというのが国民ファーストといいたような大きな受け皿として国政に出て来るという可能性もありますしね。

それを考えたときに、民進党はどうするのとはっきりさせておかないといけないですね。

 

山田:本当にね、前原さんが言うように、国民の不満の行き場がない状況ですからね。