トランプジュニア クリントンのゴシップを報道しようとロシア人弁護士と面会 朝刊読みくらべ
朝刊読みくらべ
読売新聞です。
トランプ大統領の長男のドナルド・トランプ・ジュニアが大統領選中の去年9月、
対立する民主党候補ヒラリー・クリントンさんに関するスキャンダルの提供を持ちかけられて、ロシア人弁護士と面会したことを認めました。
これはどういうことかというと、
「ヒラリーを有罪にできる情報がある、極秘のもので、ロシア政府のトランプ支援の一環だ」、
という仲介者のメールで、
「言う通りなら素晴らしい」
という生々しいやり取りを公開したというんです。
なんでわざわざ疑惑を深めるようなメールを公開したのかなと疑問に思ってましたら、
毎日新聞が書いています。
自分が公表を勧めたことを明らかにしたというんです。
どういうことかというと、
メールをめぐっては、ニューヨークタイムズがコピーをすでに入手していた。
そして、内容を報道することをジュニア氏に通告していたそうです。
アサンジ氏は、ツイッターでジュニア氏に接触して、
敵がメールを持っているなら、
都合よく切り取られたり、
小出しにされたりするのを防ぐために、
自分から公表した方がいいと説得した。
こういうんです。
トランプさんは、声明でこのジュニア氏の情報公開度の高さを称賛したんですが、
メールが今後疑惑捜査で重大な証拠になる可能性もあるということで、
結果的に、何も内容はなかったと釈明はしてるんですが、ちょっと不利になる。
ということは、
アサンジ氏は助言したって言ってるけど、
助言してるようなふりして、
情報を公開させちゃった、
利用しちゃった。
というふうにも読めるんですけど、
どっちが本当なのかな。